コリン性蕁麻疹を完治(2回目)したので、治し方について書いてみる

※この記事には、科学的根拠は1ミリも含まれていません。

※この記事は、個人の実体験に基づく個人の推測しか書かれていません。

それでも良ければ、この先をリラックスしてお読みください。

コリン性蕁麻疹とは

自分がコリン性蕁麻疹の方は改めて読む必要はないかと思いますが、

コリン性蕁麻疹じゃない人もこの記事を読んでいると思うので、簡潔にまとめますね。

一言でまとめると、「汗をかく直前に全身に赤いポツポツが出現すると共に激痛が走る蕁麻疹」です。

コリン性蕁麻疹には、いくつかの段階があると思います。

第一段階

汗をかく直前に全身に耐えられる程度の痒みが出る。蕁麻疹は出現しない。

第二段階

汗をかく直前に全身にギリ耐えられない程度の痒みが出る。蕁麻疹が少し出始める。

第三段階

汗をかく直前に全身に耐えられないほどの激痛が走る。蕁麻疹が大量に出現する。

第四段階

第三段階に加えて、イライラする・ドキドキするなどの精神的な緊張が起こった時にも激痛と蕁麻疹が出現する。

第四段階くらいになると、知らない人からの電話に出るだけでも激痛と蕁麻疹が出現します。

真夏の日中は外出は不可能です。ドアを出て直射日光に当たって1分後には全身に激痛と蕁麻疹です。

少し固く閉まったビンの蓋なども開けることはできません。

冬は外出できるかと思いきや、暖房の効いた空間、地下鉄の駅などは暑くてすぐに激痛と蕁麻疹が出ます。

お風呂や温泉などは季節に関係なく体が温まりすぎるので、ほぼ不可能です。

夏は水に近いぬるま湯のシャワー、冬のお風呂も数分浸かってすぐに出るくらいにしておかないと、お風呂から出た後にすぐに蕁麻疹だらけになります。

こんな感じで、コリン性蕁麻疹になってしまうと日常生活を送るのはほぼ不可能と言っても過言ではないと思います。

死ぬ気で気合いで耐えて日常生活を送れと言われればできる人もいるかもしれませんが、

いずれにせよ肉体的にも精神的にも相当な苦痛です。

ここで、僕自身のコリン性蕁麻疹の経験について書いておきたいと思います。

一番最初になったのは22歳頃の時。

ニュージーランドのジムのトレッドミルでランニングをしていた時に、

汗をかく直前に腕や頭が痒くなったのを今でも鮮明に覚えています。

最初は少し痒いくらいだったのに、段々と酷くなっていきました。

その時はまだかろうじて日常生活は送れましたが、日本に帰国してからさらに悪化の一途をたどり、

日常生活を送れなくなったので治療に専念することにしました。

当時から僕自身は、「コリン性蕁麻疹の治療は、西洋医学での完治は難しい」と考えていました。

インターネットの方が情報がたくさんあったので、自分なりに調べた結果、

いわゆる一般の病院の皮膚科に行っても抗ヒスタミン薬や抗アレルギー剤を処方されるだけで、

しかもそういった薬はほとんど効かないという意見が多かったです。

実際に、コリン性蕁麻疹が治ったり症状が軽減するといった期待は全くせずに市民病院には一度だけ行きました。

結果、そこの病院にいた皮膚科の先生は、「コリン性蕁麻疹」という病名すら知りませんでした。

何を処方されたかは覚えていませんが、抗ヒスタミン薬などを2種類くらい処方されました。

万が一ということもあるので1回分だけ飲んでみましたが、案の定効果はありませんでした。

そこからは、ちゃんと土瓶で煮出す漢方を処方して飲んでみたり、鍼灸とか通ってみたり、

刺絡療法という指から血を出すみたいなものまで(笑)、本当にいろんなことを試しました。

でも、完治どころか改善すらしなかったですね。

それでも根気よく色々な治療法を探していたところに、

Oリングテストを使って診てくれる人のwebサイトを発見しました。

漢方とかちゃんとやってたら本当に月に数万円くらいお金かかるのに、

その人のセッション料金は当時で6000円とか8000円?くらいでした。

まぁそのくらいの料金ならとりあえず受けてみよ〜と軽い気持ちで受けたセッションが衝撃の内容でした。

あなたのコリン性蕁麻疹の原因はストレスだね。しかも1つだけじゃなくて、5つくらい大きな要因がある。

それはこれとこれと、あれと、、、と言った感じで、

それまで自分はストレスとは無縁の人間だと自分では思っていたので、驚きでした。

セッションを受けた時は夏だったので、毎日シャワーを浴びる時に、

自分の体をさすりながら「ありがとう」と言ってください、との指示でした。

また、ストレスの原因となっている物・事・人に対しても、「ありがとう」と言ってください、と言われました。

さらに、自分のストレスに有効と思われるバッチフラワーを2種類選んでくれて、それを飲み続けました。

それを毎日やり続けた結果、1年半の間なにをやっても完治どころか改善すらしなかったコリン性蕁麻疹が

1ヶ月後には完全に完治しました。

これが1度目のコリン性蕁麻疹の経験です。

その後は再発するようなことはありませんでしたが、

季節の変わり目、特に春や秋くらいに、運動をしていると気に汗が出る直前に少し痒みが出ることがありました。

ただ、しばらくするとまた痒みも出なくなっていったので、そのままあまり気にせずに生きていました。

今思うと、これは本当にただラッキーだっただけで、そのまま何かしらの要因でストレスが溜まり続けていたら

コリン性蕁麻疹が再発し、第二段階第三段階へと進んでいったんだろうなと思います。

そして2回目のコリン性蕁麻疹は、37歳くらいの時に始まりました。

最初はやっぱり第一段階から。

汗のかき始めが少し痒いだけで、汗をかき始めてしまえばもう症状などは消えてしまうので、

一度コリン性蕁麻疹の完治を経験しているのに、バカだった僕はその第一段階を放置してそのままにしていました。

第一段階は半年以上は続いていました。

37歳の夏くらいから始まり、年が明けてから急激に悪化しました。

第四段階にいくまでにかかったのは2〜3ヶ月くらいでした。

ただ、今回は2回目です。

治し方は分かっていたので、とにかく一番のストレスの原因は何かな?と、

また筋反射テストなどで詳しく診てくれる人を探しセッションを受け、ストレスの原因を追求しました。

2回目も、色々なセッションを受けた結果、ストレスの原因はあれだね〜これだね〜と色々と出てきます。

1回目の時と同じように、自分の体に感謝し、ストレスの要因となっている物・事・人に感謝し、

治療に有効だろうと思われる東洋医学系の助けも借りながら治療を進めていきました。

一度、1ヶ月で完治していた経験をしていた僕はすごく楽観的に、またすぐに治るだろうと思っていました。

だけど、2回目は違いました。

セッションなどを受けて始めて治療を開始してから完治までに、1年もかかってしまいました。

治癒のスピードがものっっっすごく、ゆっくりでした。

僕の推測ですが、

22歳と37歳では流石に新陳代謝の能力などに差があるので、

意識の中でストレスを消し去っても、

それまでのストレスによってダメージを受けた自分の体の細胞が回復するまでに時間がかかってしまったのか。

もしくは、

37歳まで生きてきて、22歳の時よりも固定観念や先入観などが凝り固まってしまっていて

自分の信念・信仰を変えることが容易ではなくなってしまっていたのか。

そのどちらかだったのか、どちらもだったのか、どちらでもなかったのか。

今となっては僕にも分かりませんが、2回目は完治までにかなりの時間を要しました。

そして、2回目のコリン性蕁麻疹では1回目とはまた違う症状が見られました。

治癒が進んでいき、第四段階から第一段階まで進み、さらに痒みもほとんど出なくなった時です。

通常なら、汗が出る直前の痒みを我慢してそのまま体温を上げていくなりすれば

痒みも完全に出なくなり、汗が出始めるのですが、2回目の時は汗が全く出なくなっていました。

コリン性蕁麻疹はほぼ完治状態ですが、無汗症というものになってしまっていたみたいです。

ただこの無汗症の状態も、徐々に良くなっていき、3〜4ヶ月後くらいには完全に完治しました。

最初は暑くても汗をかかないので、運動していると熱中症のような状態で頭がぼーっとしたりしてちょっと危険でした。

でも徐々に額から汗が出始めるようになり、次第にお腹や背中、足や腕と言った順番に、少しずつ治っていきました。

以上が、僕のコリン性蕁麻疹(2回分)の経験談です。

こういった経緯から、コリン性蕁麻疹の原因はほぼ「ストレス」で間違いないのではと思っています。

もちろん例外はあるでしょうし、ストレス以外の何かが複合的に関与している可能性もあるとは思います。

今までにも、僕以外のコリン性蕁麻疹の方とも数名ですが会ったことがあります。

不思議と、みんな似たような雰囲気の人達でした。

基本的には、あまり他人に悩みを打ち明けたり相談をしたりということをしないタイプの人が多そうだなとは思いました。

自分の中に、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまう。

そのストレスを対処しないで放置しておくと、24時間365日、脳内から神経伝達物質が分泌され、

副腎皮質からはストレスホルモンが分泌され続ける。

その結果、副腎疲労(アドレナルファティーグ)などになって

コリン性蕁麻疹へと繋がっていくのではないのかなと思っています(ただの推測ですが)

実際にコリン性蕁麻疹の治療期間中に筋反射テストで調べてもらった時は、右の副腎が機能が弱まっていると診断されました。

西洋医学でも、コリン性蕁麻疹の原因と治療方法は現在でも解明されていません。

ただ僕の経験上では、自分の意識の中からストレスをなくし、

あとは体が自然治癒力で回復するのを待てば遅かれ早かれ完治するものである、と思っています。

でもこの、「ストレスをなくすこと」が意外に難しかったりします。

1回目にコリン性蕁麻疹になった時は、自分はストレスとは無縁だと考えていたし、

2回目のコリン性蕁麻疹の時には、ストレスを溜めない方法(あらゆる物・事・人などに感謝するなど)を知っていたにもかかわらず、

長い年月の中で徐々にそういったことをそこまで意識することがなくなり、結果、コリン性蕁麻疹の再発に繋がってしまいました。

「ストレスをなくす」というのは、

ストレスを見ないようにしたり、距離的に遠ざけてみたり、何か他のことでストレス発散したりということとは大きく違います。

ストレスから逃げるのではなく、自分のマインド・物事に対する自分の視点を少し変えて、

そもそも自分の中にストレスを発生させない・溜めないということです。

病気を治すときにとても大事な以下の3つのポイント。

・自分の体に感謝する。

・病気の原因に感謝する。

・全ての物、事、人に感謝する。

なぜこの3つのポイントが大事なのかというと、

それはもう、「そうしておけばストレスが溜まらないから」の一言に尽きると思います。

病気の人で、「自分の病気の本当の原因」が分かっている人はほとんどいないと思います。

自分がまた3回目のコリン性蕁麻疹になったとして、しかもその原因が何らかのストレスだったとしても、

正確にストレスの原因を突き止めることはなかなか難しいと思います。

それくらい、ストレスというのは自覚症状がないです。

絶対にこれだ!ってわかる場合ももちろんあるとは思います。そうだったらラッキーですね。

なので、病気の原因を正確に特定するのがなかなか難しいので、

3つ目のポイント「全ての物、事、人に感謝する」がいきてくるんです。

とにかく全部に感謝すれば、どれかは当たるでしょう、みたいな。笑

僕は東洋医学系の治療が好きなので、色々な治療法を受けに行きましたが、

同じコリン性蕁麻疹で診療して診てもらっても、

診断されるコリン性蕁麻疹の原因と治療法は本当にバラバラです。

筋反射テストも色々な種類があるのですが、みんな診断結果がバラバラです。

僕の2回目のコリン性蕁麻疹の時は、4〜5ヶ所くらい別のところに診療に行ったのですが、

20XX年頃に働いていた時の、同僚が亡くなってしまった時に心に大きな変化があったみたい、

と言われたり、

(フィシオエナジェティック系の治療院でしたが、この診断結果は今でもよく意味が分からない)

あなたのコリン性蕁麻疹の原因は、寄生虫ですね。この2種類の漢方で30日分で大丈夫でしょう、

と言われたり、

(バイオレゾナンス系の治療院でしたが、指示通りやりましたが効果は感じませんでした)

まぁ本当に、行く治療院によって、担当する医師によって、診断結果は本当にバラバラです。

筋反射テスト系の治療を受けるときに頭の片隅に置いておいた方がよいことは、

筋反射テストは、施術者のバイアスが結果に影響する、と言うことだと思います。

必ず常に正しい診断が下されるとは思わない方が良いと思います。

また、病気を治したい人が何を信じて何を信じていないかによっても治療の効果に差が出る、

と言うことも理解しておいた方が良いかもしれません。

ここまで読んできて、じゃぁ私はどうすればいいんですか!って怒っている人もいるかもしれないので、

コリン性蕁麻疹を治したい場合、どうすれば良いか(僕なりの考え)をまとめておきますね。

1、コリン性蕁麻疹の原因は、たぶん何らかのストレスである可能性が高い。

2、病気になってくれた自分の体に感謝する。人間の体は本来、何の問題もなく完璧に動いている。そこに、ストレスが24時間365日溜まり続けるようなマインドセットを作り出し、体が機能不全に至るまでそのマインドセットを保ち続けているのは、自分の意識です。自分の体は自分の意識の被害者だという見方もできます。今までごめんね、ありがとう。と、体をさすりながら、心の中でも構わないので毎日言ってあげる。

3、全てに感謝する。コリン性蕁麻疹の直接の原因、引き金になったであろうストレス要因を自分で探すのは難しいことが多いので、思い付く範囲で全てに感謝する。大嫌いな人に対しても、二度と思い出したくもないような大災害に対しても、好きになることなんて到底できない自分自身に対しても、過去に起こしてしまった取り返しのつかない大きなミスに対しても、ありがとう。と感謝して、ポジティブな視点を持つ努力をしてみてください。

4、気長に待つ。

別にお金がかかるわけでもないし、怪しい宗教に勧誘されているわけでもないし、

コリン性蕁麻疹を完治したいと願っている人は、ぜひ試してみてください。

そして完治したら僕に一言DM送ってみてください。ぜひ喋って情報交換してみたいです。笑

コリン性蕁麻疹で苦しんでいる方、安心してください。

必ず完治する病気であると、僕は信じていますので☺︎

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